歯周病治療|いずみ野線「いずみ中央」駅で歯科をお探しの方は医療法人日桜会 いずみ中央マノア歯科まで

〒245-0023
神奈川県横浜市泉区和泉中央南5丁目4-13

診療時間
10:00~13:00
14:00~19:30

休診日:火曜・祝日 ▲:14:00~18:30

日本人の成人の多くが歯周病に罹患しているといわれています。
このような症状があれば、当院までご相談ください。

  • 歯ぐきが赤く腫れている
  • 歯ぐきが下がり、歯が長く見える
  • 歯磨きをすると出血する
  • 口臭が強くなった
泉区和泉中央・いずみ中央マノア歯科

歯周病とは?

歯周病は、プラーク(歯垢)に棲みつく歯周病菌が、歯ぐきなどの歯周組織に炎症を起こす病気です。症状が進行すると、「歯槽骨(しそうこつ)」と呼ばれる顎の骨が溶かされて歯がグラつき、最終的には歯が抜けてしまいます。
歯周病は自覚症状がないまま静かに進行するため、気づかないまま重症化してしまう方が少なくありません。また、歯周病が誤嚥性肺炎、糖尿病、心疾患、脳梗塞などの全身疾患を引き起こすことや、妊娠中の場合は胎児に影響することもあります。
歯周病は日本人の約8割がかかっているといわれる身近な病気です。若い方も、毎日歯を磨いている方も、誰もが歯周病リスクを抱えているという認識で予防することが大切です。

歯周病セルフチェック

当てはまる項目が多いほど、歯周病が進行している可能性があります。

  • 歯磨きをすると歯ぐきから血が出る
  • 歯ぐきの色がピンクではなく、赤黒く見える
  • 歯ぐきがやわらかくブヨブヨしている
  • 歯と歯に隙間ができ、食べ物がよく詰まる
  • 疲れると歯ぐきが腫れやすい
  • 口臭が以前より強くなった気がする
  • 口臭がきつくなった
  • 歯ぐきが下がり歯が長く見える、歯の根元が露出してきた
  • 歯がグラグラする
  • 歯がムズムズする、浮いたような感じがする

歯周病の原因

泉区和泉中央・いずみ中央マノア歯科
歯周病は、歯周病菌による「細菌感染症」です。歯周病菌の塊であるプラークが歯と歯ぐきの隙間の「歯周ポケット」に溜まってしまうと、歯周病菌が出す毒素によって歯ぐきが炎症を起こし、お口だけでなく全身にさまざまな症状を引き起こします。
歯周病の予防・治療には、ご家庭での適切な歯磨きと歯科医院での定期的なクリーニングでプラークをしっかり取り除く「プラークコントロール」が重要です。また、自覚症状が乏しいため、早期発見のために定期検診が欠かせません。

全身疾患との関係

泉区和泉中央・いずみ中央マノア歯科
近年、歯周病とさまざまな全身疾患(心疾患、脳血管疾患、動脈硬化、誤嚥性肺炎、糖尿病、早産・低出生体重児、骨粗しょう症、肥満など)が、相互に関連していることがわかってきました。その理由は、歯周病菌や細菌が出す毒素が毛細血管から入り込んで全身を巡るためです。
お口の健康を守ることは、身体全体の健康を守ることにつながります。歯周病予防、そして早期発見・早期治療に取り組んでいきましょう。

歯周病の進行と治療法

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健康な歯ぐき

健康な歯ぐきはきれいなピンク色で、きゅっと引き締まっています。歯磨きをしたり、歯周検査で針のような器具を使ったりしても、簡単に出血することはありません。
当然治療の必要はありませんが、加齢や生活習慣によって常にお口の状態は変化しますので、定期検診を受けましょう。
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歯肉炎(軽度)

歯周病の初期で、歯ぐきが炎症を起こした状態を「歯肉炎」といいます。

自覚症状:痛みはほとんどなく、歯ぐきは赤みを帯びて膨らみ、歯磨きすると出血することがある程度で、放置されやすい段階です。
治療:歯周ポケットが2~3mmと徐々に深くなってプラークが溜まり、炎症が進行していきます。この段階で適切な治療を受ければ、健康な歯ぐきへの早い回復が期待できます。

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歯周炎(中度)

歯肉炎から進行した状態を「歯周炎」といいます。
歯周病菌の感染がさらに進行して、歯周ポケットは3~5mmの深さになります。

自覚症状:歯ぐきがさらに腫れて出血することが多くなります。歯を支えている歯根膜や歯槽骨が破壊され始め、歯のグラつきも感じるようになります。
治療:進行を抑えるためには、歯科医院で「スケーラー」と呼ばれる専門の器具を使って、歯周ポケットに溜まったプラークや歯石をしっかり取り除いていきます。

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歯周炎(重度)

自覚症状:歯ぐきは真っ赤に腫れて、膿が出るため口臭もかなり強くなります。歯周ポケットは6mm以上の深さになって歯ぐきが下がり、歯根が露出してきます。この頃には歯を支える歯槽骨もほぼ破壊され、歯は抜け落ちる寸前です。
治療:スケーリングで歯周ポケットの奥深くの歯石を取り除きます。それだけで除去しきれない場合は、歯ぐきを切開して歯石を取り除く「フラップ手術」と呼ばれる外科処置を行うこともあります。
歯槽骨や顎の骨の破壊がかなり進んでいる場合は、歯周組織や骨を回復させる「再生治療」を検討します。ただし、再生治療でも歯周組織を完全には元通りにすることはできないため、ここまで進行させないことが大切です。

歯周病の予防方法

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ブラッシング

歯周病予防は「歯磨きに始まり、歯磨きに終わる」といわれるほど、毎日の歯磨きでプラークをできる限り除去することが重要です。歯ブラシだけでなく、デンタルフロスや歯間ブラシなどを組み合わせて磨き残しを減らし、さらに効果を上げることができます。日々のセルフケアを見直すことで、軽度の歯周病であれば症状を改善することも可能です。
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定期的なプロケア

ご家庭での「セルフケア」だけでは、どんなに頑張ってもプラークを完全に除去することはできません。そのため、3か月に1回程度は歯科医院での検診を受けましょう。
病気の早期発見に繋がるほか、専用の機器で徹底的なクリーニングをしてもらったり、ご自分の歯並びに合った歯磨きのアドバイスを受けたりすることで、さらに予防効果が高まります。
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禁煙

喫煙者は歯周病になりやすく、タバコによる血管収縮のために、治療をしても治癒しにくいといわれています。禁煙に成功した方は歯周病の予後も良好ですが、喫煙を続けていると細菌への抵抗力も低下するため、多くの方が再発を繰り返してしまいます。
歯周病・歯周病予備軍と診断されたら、必ず禁煙しましょう。一人で禁煙を成功させるのが難しい方は、「禁煙外来」などを受診して取り組むことをおすすめします。
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